事業内容

 

遺品整理

 以前の遺品整理は、形見分けとも言われるようにご遺族様だけで行うことが、ほとんどでした。
 近年では、核家族化により遠隔地にお住まいである場合や仕事を休めないなど、様々な理由により、気にはなっているけど…手付かずのまま放置されている場合もあると思います。
 また、最近はコロナの影響を受けて都道府県を超えての移動もままならない状況です。
 そこで、遺品整理を業者に依頼する方法がありますが、どのような流れになるのか簡単にご説明いたします。

    遺品の分別

    1. リスト作成
    2.  ご遺品のリストに記入しながら仕分けを開始します。後日わかりやすくするため、必要により写真を撮影しリストに貼り付けます。

    3. 段ボール仕分け
    4.  ・リストに記入してから小物は、段ボールに収納します。
       ・大型の物は写真を撮影し、ポストイット(付箋)を貼り付けます。
       ・衣類や寝具などは収納袋にまとめて置きます。
       また、段ボールやポストイットには色分けして分別します。
        必要なものー緑色 不要なものや不明なものー黄色 廃棄するものー赤色

    5. ご依頼者様に引渡し
    6.  分別したものとリストをご依頼者様に引渡しを行い終了します。
       ここまでが、浅い意味での遺品整理となりますが、分別したものをどうするのか?ということになり、依頼者様のご要望により、次に進んで行くことになります。

      遺品の運搬

       分別した結果、必要な遺品をご依頼者様から指定された場所に運搬いたします。また、数量や配送場所によっては、宅配専門業者に委託します。

      遺品のリサイクル

       分別した結果、不要となった遺品のうち、リサイクルできるものは、寄付などの有効活用をすることで、廃棄処分にかかる料金を減らすことができます。 

      遺品の査定・買取

       分別した結果、不要となった遺品のうち、価値があるものには査定を行います。また、ご依頼者様のご要望により、買取ることができます。

      遺品の廃棄

       分別した結果、不要となった遺品のうち、廃棄処分をすることもあります。この場合、市町村別に一般廃棄物と処分されるため、ご家族、ご親族様が直接処分場に持ち込む以外は市町村から指定された専門業者に依頼することになります。また、ご依頼者様のご要望により、一般廃棄物業者に依頼します。

      大型家電の廃棄

       大型家電(家庭用エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)を廃棄する際には、ご依頼者様(排出者)がリサイクル料金を支払う必要があります。引取りは、原則購入した販売店が行いますが、あらかじめ指定された引取場所に持込むことができます。また、ご依頼者様のご要望により、運搬業者に依頼します。

      お焚き上げ

       不要となった遺品の中には、故人の思いが詰まったものもあり、そのまま廃棄できないことがあります。この場合は、寺や神社などでの「お焚き上げ」をお勧めします。
       例えば、故人の日記、写真、大切にしていた人形などがあると思います。また、ご依頼者様のご要望により、寺、神社に依頼します。

      清掃除菌

       遺品整理の依頼を受けた際、ご希望があれば部屋の清掃や部屋の匂いが気になる場合の除菌、消臭もいたします。また、近年、核家族化により一人暮らしの世帯も増加し、お亡くなりなったとき発見がおくれ、部屋に害虫や異臭がするといったケースもあり、清掃、除菌、消臭について簡単にご説明いたします。

      一般清掃

       遺品整理の際に掃除機を使用した簡単な清掃や洗浄液を使用したモップ清掃を行います。また、ご依頼者様のご要望により、ハウスクリーニング業者に依頼します。

      特殊清掃

       事件や孤独死などにより、血液や体液が染み込んだ部屋の清掃、除菌、消臭を薬剤の散布、オゾン消臭器などを用いて行います。この場合、害虫や異臭や放っていることが多く、部屋に立ち入る前の害虫駆除、除菌、消臭を行い、その後、清掃や更なる消臭が必要となります。時には、血液や体液が床下まで浸透しており、消臭できずにリフォームが必要な場合があります。また、ご依頼者様のご要望により、リフォーム業者に依頼します。

      除菌清掃

       コロナウイルスに限らず、ウイルスや菌が付着しやすい場所は、ドアノブ、手すり、蛇口、便座などがありますが、コロナウイルスはステンレス48時間、プラスチックで72時間残存するという研究結果もあります。そこで、ドアノブなどは薬剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)で拭き取り、その後、水拭き行います。

      空き家清掃

       誰も住まなくなった実家の手入れどうしていますか。気にはなるけど…なかなか時間が取れない、コロナの影響による移動自粛などで、手入れできないのが実態ではないでしょうか。
       実際、放置しすぎると庭の草木や雑草が伸びて、隣家まで侵入しトラブルになることもあるようです。また、明らかに空き家だとわかる場合、放火などの犯罪が発生する確率が高くなります。そこで、定期的に庭の草木の伐採と同時に外回りの点検を行い、その状況をご依頼者様に写真などにより報告します。

      お墓清掃

       空き家清掃と同じく、時間が取れない、コロナの影響による移動自粛などの理由で、お墓参りもできないこともあるでしょう。そこで、定期的にお墓周りの清掃を行い、ご依頼者様のご要望により、お花などをお供えいたします。

      相続アドバイザー

       ご家族様、ご親族様がお亡くなりになりますと、葬儀の手配から死亡届、健康保険証の返還、年金の各種手続き、携帯電話やクレジットカードの解約など限られた期間にすべきことが多く、相続関係では、3カ月以内で財産を把握したうえで、相続するかどうか決めなければなりません。その後、相続するのであれば、10カ月以内に遺産を分割し、相続税を納めなければなりません。しかし、何から手をつけてよいのか?誰に相談したらよいか?わからないという方も多いと思います。そこで、相続についてアドバイスを行い、ご依頼者様のご要望によって、各分野の専門家(税理士、司法書士、土地家屋調査士、宅建士など)に依頼します。

      生前整理

       近年、ご高齢者から子供たちへの負担を減らすために、荷物を整理しておく生前整理のご依頼が多くなっています。あらかじめ荷物を整理し、リストを作成することで、財産としての価値がわかりやすくなり、分別に関しても、本人の意思が反映できます。

      メモリアルストーリー作成

       人には、生きてきた証としていろいろな物語(ストーリー)があります。しかし、ご家族様は意外とあなたのことを知らないものです。よく、葬儀でお亡くなりになられた方の想いで話になった時、どうだったけ、違うだろ、となることがあり、真相がわからないままでは悲しいと思いませんか。そこで、自叙伝まで大げさでなくても大切な人への想いを文書や映像で残すお手伝いをいたします。

 
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